【介護離職をさせない、「医療」と「介護」の違いを知る】

 

 

あなたの会社で、親の介護などで介護離職をさせないためには,先ず「医療」と「介護」の違いを知ることからはじまましょう。

医療サービスがご自宅で必要でなのに、家の中でも看(み)なければ…と思い込んでしまい介護離職となってしまうケースも多いようです。

介護離職をしてしまう人は係長やマネジャーなど管理者などにも多くみうけられます。人望のあつい人、責任感のある人などです。

会社の中でも取引会社さんからも人気もあり信用がある人だったりします。

今回は、あなたの会社の大切な社員を介護離職から守るためには、「医療」と「介護」の違いを知ることが、介護離職の対策にとって重要だということをお伝えします。

1、【介護離職のきっかけ】

では、なぜ介護離職してしまうのか?

そのきっかけは…

ある日突然に救急車で運ばれて、病院のベッドで横たわっている親のすがたです。そのベットに横たわっている状態がいつまでも頭から離れません。介護離職の理由にもなっているのです。

 

「この状態では、ひとりで自宅に過ごすことなんかできない!」

 

あなたの言う通り、その状態で住みなれた自宅で日常生活などおくれません。

実は、「医療の状態」「介護の状態」にわけて考える必要があるのです。

 

2、【生命の「医療」と、生活の「介護」】

あなたは、医療と介護と聞いて、どんなイメージを持つでしょうか?

 

簡単にまとめてしまうと

 

医療とは、病院の先生によって手術(医術)などを行なったり処方される薬(医薬)を用いて、ケガや病気を治すことを言います。つまり、命を守ります。

介護とは、日常生活を円滑に過ごせるようにサポートすること。つまり、日常生活を守ります。

 

 

そして、呼び方が違います。

医療は患者さんであり介護はご利用者さんと言います。

 

つまり、患者さんやご利用者さんを支えるという意味では、密接に関連や連携していますが、根本的に考え方が違うのです。

 

 

3、【病院と自宅】

3-1 病院は一時的なみかたをする

 

「この状態で、家に帰れるのですか?」

これは、退院が決まったご利用者さんやご家族のほとんどの方が言うセリフです。

 

緊急搬送された病院で、治療のため、酸素吸入したり、体中に管が通ったり…そのインパクトは絶大です。

色々と看(み)てくれる看護師さんは、引っ切り無しに病室を訪れます。

 

その結果、「家に帰っても、病院と同じにやらなきゃダメなんじゃないか…」

そういうイメージが、頭を埋め尽くします。

 

そこで出るのが、先程のセリフ。

もし親が一人暮らし、高齢の両親のみ等々のご家族からすれば、

当然のセリフです。

 

そもそも病院と同じ様に、「みる」ことは無理です。

 

むしろ、同じでなくてもいいのです。

 

医療は生命や身体機能を維持・治すことがメインのお仕事なのですから。

 

医療的な処置が必要な患者さんを、自宅に戻り生活ができない状態では退院させません!

 

医療的な処置が終わり、通院や通いでのリハビリで大丈夫と判断したら退院へと促します。

 

お医者さんだって人の子ですから(笑)

 

 

3-2 自宅は長期的なみかたをする

一方の介護は、日常生活のサポートがメインとなります。

もともとのご利用者さんの生活スタイルに近づけるため、

 

『できる部分、できない部分』を見極めながら

 

「自分らしく生きて欲しい」という想いでサポートをします。

 

だから、どのような状態であっても生活できるように手助けしようとするのが介護のお仕事です。

 

 

日本の医療・介護保険制度は、本当に良くできています。

 

活用の仕方にもよりますが、マイナスばかりではありません。

 

確かに、3年に一度は大きく変わる介護保険制度ですが

介護離職しないためにも

この介護保険制度を末永く利用したいものですね。

 

 

4【まとめ】

すでにお分かり頂いたかと思いますが、

ある日、突然の親の介護になる前に、まずは「医療」と「介護」の違いを知ることが重要です。

 

そして、あなたの会社で社員に対して「医療」と「介護」の違いを伝え

「医療」と「介護」のサービスの根柢が違うことを、認識することができれば、これからの先の医療サービスと介護サービスを利用する時に大きな違いが生じます。

日常生活を支えるための社会保障制度が、アイテムとなるでしょう。

そして、あなたの会社の介護離職の対策につながります。

 

ちょっとした、お話しでしたが活用していただけると嬉しいです。

 

今からあなたの会社では護離職の対策を行ない、あなたの会社の大切な社員を守るという風土つくりを行ないましょう!

 

安心して働ける職場創りを行って100年も200年も続く会社にして下さい。